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冷えのぼせについて

こんにちは。

 

松本治療院スタッフの鷹羽です。

 

2月末になり寒暖差がある中、体の冷えに困っている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、現代人に多い手足は冷えているのに

 

上半身が火照っている「冷えのぼせ」について説明したいと思います。

 

 

〇まず体の冷えとは

体は寒冷刺激を受けると脳の視床下部というところにある体温調節中枢が機能し

 

体温が下がるのを防ごうとします。

 

そのために、皮膚血管を収縮し血流量を減らすことで体熱の放散を防いだり、

 

体を震わし筋肉を収縮させることで熱を発生させたり、

 

ホルモンを分泌し内臓や骨格筋の代謝を亢進させ産熱を高めたりします。

 

これらのことが上手く機能しないと体が冷えてしまうのです。

 

その原因としては、

 

ストレス睡眠不足室内・外の寒暖差による自律神経の乱れ

 

運動不足による筋力低下

 

更年期などによるホルモンバランスの乱れなどがあります。

 

 

…自律神経が乱れると…

体温調節中枢から自律神経を介して皮膚血管に指令を出しています。

 

そのため、ストレスや睡眠不足などにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れると

 

指令が上手くできず、体温調節の機能が低下します。

 

よって、過度に皮膚血管が収縮してしまうことなどにより

 

手足末端の血液量が減少することで冷えにつながります。

 

 

…筋力が低下すると…

筋収縮による熱の発生ができなくなることの他に、

 

足は心臓から遠くさらに重力により血液が心臓に戻りにくいです。

 

それを手助けしてくれるのがふくらはぎの筋肉です。

 

ふくらはぎは「第2の心臓」と言われ筋肉が収縮することでポンプの役割を果たし

 

血液を上へと運んでくれます。

 

そのため、長時間座りっぱなしや立ちっぱなしは血行不良となります。

 

よって、血液と一緒に熱は運ばれるため血行不良により足先まで熱が行き渡らず

 

冷えにつながります。

 

 

…ホルモンバランスが乱れると…

ホルモンは体温を調節しているところと同じ、

 

脳の視床下部下垂体から各臓器に指令を出しています。

 

そのため、更年期などによりホルモンの分泌が急激に低下すると

 

指令している分泌量と実際に分泌されている量が比例していないことで脳が混乱します。

 

よって、視床下部では体温の調節自律神経をつかさどっているため

 

それらの機能に影響を与え、冷えやのぼせ(ホットフラッシュ)につながります。

 

 

〇なぜ末端は冷えているのに上半身が火照るのか

…自律神経の乱れ…

自律神経が乱れると手足末端の皮膚血管が過剰に収縮することで

 

もともと手足にあった血液が体中心に集まってしまうことで上半身が火照ります。

 

 

…ホルモンバランスが乱れ…

ホルモンのバランスが乱れることにより上記で説明したように、

 

視床下部や下垂体から指令しているホルモンの分泌量と

 

実際に分泌されている量が比例しておらず脳が混乱することで、

 

体温調節や自律神経にも影響し冷えの他にのぼせ(ホットフラッシュ)が起こります。

 

 

〇ツボ・セルフケア

…冷えに効くツボ…

三陰交:内くるぶしから指4本分上で骨の際

八風:足の指と指の間

※親指と人差し指でツボを挟んだり引っ張ったりして刺激するのがおすすめです。

合谷:手の甲で人差し指の骨の際

 

 

…自律神経を整えるツボ…

内関:手のひら側で手首のしわから指3本上

外関:手の甲側で手首のしわから指3本上

 

※写真は全て右手・右足のイラストになります。

 

 

…セルフケア…

首の後ろお腹を温める。

 

腹式呼吸でリラックスする。

 

手足の指をグーパーする。

当院がお役に立てること

冷え性は、手や足の冷えているところだけを温めるのではなく

全身の血流を良くすることや自律神経を整えることが大切です。

そのため、鍼灸治療では体に刺激を与え全身の血流を良くし

自律神経を整えるツボ等で冷え性を改善していきます。
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