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その頭痛「緊張型頭痛」かも・・・?

 

こんにちは。松本治療院スタッフ前田です。

みなさんは頭痛を経験されたことはありますか?

恐らく、ほとんどの方が「ある」と答えられると思います。

今回は頭痛の中でも多くみられる「緊張型(きんちょうがた)頭痛」について

ご紹介したいと思います。

 

 

 

緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛とは、頭全体をベルトで締め付けられるような痛みが続く頭痛です。

長時間の同じ姿勢やストレスなどによる筋肉の緊張が原因とされていて、

頭痛による吐き気などはなく、脳にも異常はありません。

 

 

セルフチェック

□ 痛みが両側にある

締め付けられるような,または圧迫されるような痛み

□ 痛みは軽度から中等度

□ 歩行や階段の昇降のような日常動作では悪化しない

 

上記の項目のうち、2つ以上当てはまれば緊張型頭痛の可能性が高いといえます。

 

 

 緊張型頭痛のメカニズム

緊張型頭痛は筋肉が緊張して硬くなり、血流が悪くなることで起こると言われています。

筋肉の緊張の原因には長時間の同じ姿勢ストレスによる神経の緊張も関与してきます。

(※ここでいう「筋肉」は頭の筋肉だけでなく、首や肩、背中にかけての筋肉を指します)

血流が悪くなると、筋肉の中に老廃物がたまって、

それが周囲の神経を刺激することで締め付けられるような痛みを引き起こします。

睡眠不足や顎関節症の場合も緊張型頭痛の引き金になるといわれています。

 

 

日常に潜む悪化因子

・長時間のデスクワーク(うつむくような姿勢)

・パソコンや携帯の使い過ぎ

・仕事や人間関係から生じるストレス

などが挙げられます。

また、精神的なストレスは緊張型頭痛を悪化させる原因のほとんどといわれています。

 

 

予防と対策

メカニズムと原因が分かったところで、緊張型頭痛への予防と対策をご紹介したいと思います。

【予防】

長時間同じ姿勢をしない

:筋肉は動かさないと硬くなります。同じ姿勢が長時間続く場合は

1時間に1回は休息をとり軽いストレッチをするなどして筋肉を休めてあげましょう。

 

首肩の血流を良くする

:首や肩まわりの血行を良くして筋肉をリラックスさせます。

首をゆっくり左右横に倒したり、肩を上げ下げしたりすると血行が良くなるのでおすすめです。

 

枕の高さ

:枕の高さが高い、柔らかすぎる、などは筋肉が余計に緊張してしまうので、

ご自身にあった枕を選ぶのも予防のひとつです。

 

 

【対策】

温める

:肩まわりの筋肉を温めると血行が良くなるのでコリもほぐれやすくなります。

 

ストレスの緩和

:ストレスに直面している場合はその場を離れたり、気分転換を心がけることをオススメします。

 

 

緊張型頭痛に対する鍼治療

緊張型頭痛の場合、精神的なストレスや長時間の同じ姿勢による首肩の筋肉の緊張が原因で

痛みを引き起こしてしまうと言われています。

首や肩の筋肉に鍼やお灸を使うことで緊張を緩和させ、

お体の状態に合わせて自律神経を整える治療も入れていきます。

 

 

 

※専門機関への受診のすすめ

くも膜下出血、髄膜炎などの「原因があって生じる頭痛」を 二次性頭痛といい、

なかには放置しておくと生命にかかわるものもあります。

突然の頭痛、今まで経験したことがない頭痛、いつもの頭痛と様子が異なる頭痛、頻度や程度が増していく頭痛、

50歳以降に初めて起こった頭痛、麻痺やしゃべりにくくなったり歩きにくくなったりするなどといった症状を伴う頭痛、

発熱や吐き気・嘔吐などを伴う頭痛は二次性頭痛が疑われますので、受診をおすすめします。

 

 

 

当院がお役に立てること

筋肉が緊張することで起こりやすい「緊張型頭痛」では

筋肉の緊張を緩和させることが肝心なので、鍼やお灸は皆さまのお役に立てます。

お体に合わせた日常生活での対策やストレッチなどもお伝えしていきますので

お気軽にご相談ください!
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