こんにちは!
松本治療院スタッフの武藤です。
今回は不妊治療と鍼灸についてです。
体に病的な異常がなく、病院で不妊治療を受けているのに
何年も妊娠できないという方や、着床してもそれを維持できないとお悩みの方が
いらっしゃるのではないでしょうか?
鍼灸による不妊治療はそんな方のお役に立てる治療方法です。
鍼灸による不妊治療の効果
病院で検査を受けても異常が見つからない場合、
母体となる体の血液や栄養の循環が悪くなってしまっている場合が多いです。
鍼灸治療で全身を整えることによって自律神経の乱れが改善され
全身へ血液・栄養が行き届くようになり、
その結果妊娠しやすい体質・妊娠を維持できる体へと変化していきます。
どのタイミングで鍼灸治療を開始すべきか?
鍼灸治療開始のタイミングはいつからでも問題ありません。
ですが鍼灸治療は母体の体質改善をしていく治療になるため、多少の時間がかかります。
そのため妊娠希望の方はできるだけ早いタイミングで治療を開始されることがおすすめです。
今すぐには妊娠を考えてはいないけど、普段から体の冷えやむくみが気になる方や
月経不順などお悩みの方は治療開始が早ければ早い方がいいかと思いますので、
妊娠を考え始めたときにスムーズに授かれるように早いうちから
体の状態を整えておくことが大切です。
鍼灸治療のペース
お体の状態によってペースが異なることもありますが、
基本的には週に1回のペースで受けられるのがおすすめです。
鍼灸治療は、血流の改善や、ホルモンバランス・自律神経の改善に効果があるだけでなく、
採卵数が増えるということや、着床率を上げるという報告もあります。
そのため、病院での治療と並行して鍼灸治療も受けられる方は、
体外受精の採卵や移植などのタイミングに合わせて鍼灸治療をすすめるとより効果的なので、
相談しながらペースを変化させていくといいかと思います。
自宅で簡単ツボ押しセルフケア
鍼灸治療に加えて、自宅で簡単にできるセルフケアもおすすめです。
☆やり方
※三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上の骨際にあるツボです。
母指で三陰交のツボを優しく押します。
1回6秒を繰り返して、片足につき10回ずつを両足に行います。
このツボは血液の循環を改善させて冷えをとるのに効果的です。
※足三里(あしさんり)
スネを下から撫で上げて指が止まるところで、
膝のお皿の下から指4本下の位置にあるツボです。
三陰交と同じように母指で1回6秒の圧迫を
片足につき繰り返し10回ずつツボ押ししてください。
足三里は自律神経を整えるツボです。
自律神経が乱れると体温調整などが上手くいかなくなり、
体が冷えたり、逆にのぼせたりしてしまいます。
自律神経が乱れると生理不順も引き起こしやすくなるため、
しっかり整えておくようにしましょう。
※十宣(じゅっせん)
手の指先にあるツボです。
母指~小指のすべての指先にあるツボなので
左右合わせて10個のツボになります。
一つ一つの指先を反対の手の指でギュッと抑えてツボを刺激することで
全身の血液や気の流れが促進されます。
一本の指につき10秒ほどしっかり刺激してください。
これらのツボを、鍼灸治療に行かない日はできるだけ毎日
朝晩などツボ押しをすると効果的です。
まとめ
鍼灸治療を行うことで体の血液や気の流れが整い、
妊娠しやすい体や、しっかりと妊娠を維持することのできる体へと変化していきます。
病院での検査でも異常が無いのになかなか授かれずに不安な方は
体の循環の乱れからきている場合が多いため、
体全体の状態を整えることのできる鍼灸を
不妊治療の選択肢の一つとして覚えておいてくださると幸いです。
当院がお役に立てること
鍼灸で体の循環に関わるツボを使うことで、 しっかりと体全体に血液・栄養を届けられるようになります。 そうすることで妊娠しやすい体づくりへのお手伝いをすることが可能です。こちらもご覧くださいませ 不妊治療 – 名古屋市昭和区金山の鍼灸院-松本治療院 (matsumoto-cl.com)
名古屋市金山の鍼灸治療院 松本治療院
愛知県名古屋市昭和区白金1丁目19−16
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