こんにちは!松本治療院スタッフの前田です。
今回は、低気圧の時に頭痛が酷くなる低気圧頭痛についてご紹介していこうと思います。
目次
頭痛には種類がある!
まず、頭痛には様々な種類があることをご存知ですか?
低気圧に主に関連する頭痛には「偏頭痛」と「緊張型頭痛」があります。
どちらも同じく頭が痛くなりますが、細かい症状や対策は異なるので、
ご自身のタイプにあわせて対策をとることをオススメします。
偏頭痛と緊張型頭痛
偏頭痛とは?
多くのかたはドクドクもしくはズキズキと脈打つような片側性の激しい痛みが特徴の頭痛です。
光や匂いに敏感になり、ひどい時は吐き気や嘔吐、
あまりの痛みに寝込んでしまうかたもいらっしゃいます。
緊張型頭痛とは?
首肩にコリがあり、頭全体をベルトで締め付けられるような痛みが続く頭痛です。
長時間の同じ姿勢やストレスなどによる筋肉の緊張が原因とされており、
頭痛による吐き気などはほぼなく、脳にも異常はありません。
低気圧による頭痛の原因と対策
※起き上がれないほどの痛みがある場合や処方された薬が手元にある場合は薬を服用してください。
①自律神経の乱れ
自律神経は、主に睡眠などの休息時に優位になる副交感神経と、
お昼の活動時や緊張した時に優位になる交感神経があります。
この2つの神経が体の様々なはたらきのバランスを保っており、
体や心にストレスが生じると、このバランスは崩れやすくなってしまうのです。
ここでいう体へのストレスは気圧の変化で、
気圧が変化すると耳の「内耳」という気圧センサーに情報がキャッチされ、
そこが過剰に反応して自律神経の乱れにつながるといわれています。
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対策として、
自律神経のバランスを保つためには、まず生活習慣の乱れを整えましょう。
6~7時間程度の適度な睡眠をとって身体にオンとオフを。
特に、朝起きた時は朝日をあびて、夜は電気を切って寝るのがオススメです。
②血行不良(緊張型頭痛)
低気圧になると血圧は低くなります。
低血圧になっている時は血液を体の隅々まで送るポンプの機能が低下しているので、
血行不良になってしまします。
血液が送られない筋肉はカチカチになって緊張してしまい、「緊張型頭痛」が起きやすくなります。
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対策としては、
首や肩を温めることで血行をよくし、筋肉の緊張をほぐします。
ストレスが溜まっている場合もこの頭痛が起こりやすいので、
ストレスの原因から少し距離をおくなど、自分なりのストレス解消法を持っておくのもひとつの手です。
③血管の膨張(偏頭痛)
周りの気圧が低い時、全身の血管はゆるんで拡張します。
これは頭の血管も同じで、血管が拡張することで近くにある神経を刺激してしまい「偏頭痛」が起こります。
低気圧性の偏頭痛はこれが原因です。
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対策としては、
コメカミもしくは首と頭の境目の痛む場所を、布でくるんだ保冷剤などで冷やすのがおすすめです。
予防としては、アルコールやチョコレートなど、血行の良くなる食べ物や飲み物は摂取しすぎないのがオススメです。
※この頭痛の場合は血流をよくするマッサージや長時間の入浴などは逆効果になります。
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