松本治療院スタッフの武藤です。
今回はほうれい線と美容鍼灸についてです。
美容鍼灸を受けられる方で、始めにお顔の気になる部分をお聞きすると
“ほうれい線”と答える方が一番多いように感じます。
実際に、ほうれい線があるだけで年齢より5歳老けて見えるともいいますし
気になるポイントですよね。
ほうれい線ができる原因
ほうれい線ができるには様々な原因がありますが、
中でも多く考えられる原因が表情筋のたるみです。
表情筋とは抗重筋肉と呼ばれる、重力に逆らうような筋肉ですが、
加齢とともに、表情筋が重力に逆らえなくなり、筋肉が引き下げられることによって
表情筋がたるんでしまい、ほうれい線ができていくという仕組みです。
さらにお顔の水分量が加齢によって低下することで
お肌にピンとした張りがなくなり、両頬が下がることで
どんどんほうれい線は深くなります。
ほうれい線に対する美容鍼灸
お顔の筋肉は単体で存在しているのではなく、
一つの筋膜で繋がっているため、ほうれい線ができている部位だけでなく
お顔の筋肉全体を刺激することが重要となります。
アゴやコメカミ、頭なども一緒に施術することによって、
お顔全体の筋肉が引き上げられ、より効果が高まります。
すでにできてしまったほうれい線に対しては、お顔全体の刺鍼に加えて
ほうれい線のできている部位に斜めに角度をつけて、少し深めに刺鍼することによって
修復したい筋肉の部分にしっかり刺激を届けるように施術していきます。
ほうれい線は左右均等にできている状態ではないこともあり、
左右のどちらかのしわが深いことや、左右のほうれい線の長さにバラつきがあることも多いので
左右差をしっかり確認してバランスを考えながら施術していきます。
ほうれい線に対する美容鍼灸で得られる3つの効果
美容鍼灸をすることによってほうれい線に対する様々な効果が得られます。
①コラーゲンやエラスチンの産生を促す
コラーゲンやエラスチンはお肌に張りをもたらします。
この2つが減少するとお肌に張りがなくなり、
両頬がたるみ、ほうれい線になってしまいます。
鍼を刺すことによって目には見えないほどのごく小さな傷をつけることで
その傷を早く修復させようとお肌の修復力が強くなり、
コラーゲンやエラスチンの産生が促され、お肌に張りが戻ります。
張りが戻ることで両頬に適度なボリュームができ、
ほうれい線が薄くなります。
②表情筋を正しい位置に戻す
重力に逆らえず本来のあるべき位置より下にたるんでしまった表情筋を、
筋肉に直接刺鍼することによって表情筋の柔軟性を取り戻していきます。
繰り返し施術することで表情筋に柔軟性が戻り、
本来あるべき位置に定着していくようになります。
③筋肉の緊張の改善
お顔の筋肉が緊張し過ぎると、顔のゆがみやむくみにもつながります。
鍼を筋肉までしっかり刺すことでお顔の筋肉の血流が改善し、
筋肉が緩むことでゆがみやむくみがスッキリしてほうれい線が目立ちにくくなります。
まとめ
ほうれい線の施術による効果を一回で効果を感じることは少し難しいですが、
数回~10回以上かけて施術を受けることによって変化を感じるようになります。
ほうれい線は表情筋のたるみだけではなく、
お肌の水分量の低下も大きな原因となりますので
普段からスキンケアでしっかりお肌の保湿を心がけましょう。
当院がお役に立てること
すでにできてしまったほうれい線の改善だけでなく、 これからできてしまうかもしれないほうれい線の予防のお役にも立てます。 お顔に美容鍼灸を行うことで、美容面での改善だけでなく 自律神経も整うため、健康面でのお役にも立てるかと思います。
名古屋市金山の鍼灸治療院 松本治療院
愛知県名古屋市昭和区白金1丁目19−16
052-883-7739