こんにちは、松本治療院スタッフの水漉(みずこし)です。
少しずつ寒さが増してきていますが、風邪などひいていませんか?
私は電車通勤なのですが、電車の中もマスク姿の人や、咳をしている人が増えてきている気がします。
また、この時期はインフルエンザの予防接種などで病院に行った際に、風邪を拾ってきてしまうなんてこともあるので、注意が必要です。
そこで今回は、東洋医学の観点から風邪予防のセルフケアについてお伝えします。
東洋医学では、風邪は外部から「風邪」(この場合は「ふうじゃ」と読みます)と呼ばれる邪気が体に侵入して起こると考えます。
そして、風邪(ふうじゃ)が入ってくるのが「風門(ふうもん)」というツボと言われています。
この「風門」のツボを温めてあげることで、風邪(ふうじゃ)の侵入を防ぎ風邪の予防につながります。
「風門」のツボの探し方ですが、まず「大椎(だいつい)」というツボを探します。
首を前に曲げたときに、背中側の首の付け根部分で一番高く出っ張る骨(第7頚椎)があります。
この出っ張りのすぐ下に「大椎」があります。
その「大椎」から、さらに骨の出っ張りを2個分下にさがり、そこから指の幅2本分外側にあるのが「風門」(左右に1個ずつあります)です。
ちなみに「大椎」も風邪の予防に効果的なツボなので、「風門」と一緒に温めてあげましょう。
温め方は、自宅でならドライヤーやシャワー、外出中なら温かいペットボトルのドリンクなどを使う方法があります。
また貼るタイプのカイロを使うのも効果的です。
カイロだと「大椎」と「風門」をまとめて持続的に温められるので便利ですよ。
(いずれの場合も、低温やけどには十分に注意してください)
もちろんお灸によるセルフケアも効果的ですが、背中は自分では見えない部分になりますので、必ずそばで誰かに見ていてもらうようにしてください。
少し冷えるな~と感じる時や、背中がゾクッとした時は「大椎」「風門」のツボを温めて、風邪の予防をして冬を快適に乗り切りましょう。
もちろん、マスクやうがい、手洗いといった基本的な感染予防も大切ですので、忘れずに!
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