目次
アレルギー・過敏症でお悩みの方へ
松本治療院では、アレルギー・過敏症に対して『アラテックセラピー』という施術を行っております。
アラテックセラピーは、小麦や卵、牛乳、大豆をはじめとする食物アレルギー、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉症、じんましんやアトピー性皮膚炎、ぜんそくなど、各種のアレルギー・過敏症でお悩みの患者様方に大変喜ばれている施術です。
当院においても、
「長年悩んでいた花粉症の反応が止まりました」
「小麦のアレルギーの子供が、パンを食べられるようになりました」
「夜眠れないくらいのかゆみが無くなり、薬を飲まなくても普通に眠れるようになりました」
と、大変喜んで頂けています。
アラテックセラピーを受けられるのは名古屋市では当院だけ(2018年9月現在)で、名古屋市外や県外からも多くの患者様がご来院されています。
アラテックセラピーは鍼を使わず、背中にある特定の経穴(ツボ)を軽く叩くような刺激で施術をし、薬またはサプリメントの使用も致しません。
安全で苦痛を伴わず、乳児を含むすべての年齢の方に受けて頂けます。
アラテックセラピーの特徴
・鍼を使いません(施術は服の上から着替えは不要です。刺激はソフトでお子様でも大丈夫です)
・薬剤やサプリメントを使いません
・施術の結果、アレルギー・過敏症の反応が止まり、原因となる物質を避けなくてもよくなります
アラテックセラピーをもっと知って頂くために、これから以下の項目をご説明致します。
① アラテックセラピーとは?
② 対応できるアレルギー・過敏症の症状
③ 対応できる原因物質
④ 施術の流れ
⑤ ご了承頂きたいこと
⑥ アレルギー・過敏症へのアプローチ・メカニズム
⑦ よくあるご質問
アレルギー・過敏症にお悩みの方やそのご家族の方は、ぜひご覧下さい。
また、当院でアラテックセラピーを受けられた方のご感想・症例などをまとめたブログ
『アラテック名古屋』
https://allertek-nagoya.blogspot.com/
こちらもぜひご覧くださいませ。
① アラテックセラピーとは
アラテックセラピーは、アメリカの鍼灸師が21世紀の科学と3000年の伝統をもつ東洋医学や鍼治療の原理と融合させて開発した、アレルギー・過敏症に対する独自の施術法です。
日本ではまだ馴染みの薄い施術ですが、アメリカで20年を超える臨床研究に基づき、アレルギー・過敏症の反応を司る臓器系へ極めて高精度のアプローチを行うように開発され、持続的な結果が証明された施術です。
アラテックセラピーは、本来は無害であるアレルギー・過敏症の原因物質に対する身体システムの誤認識(例えば花粉は害が無いのに有害と勘違いしていて、くしゃみや鼻水で出そうとする)を正し、本来あるべき状態(花粉は身体に無害なので、くしゃみや鼻水で出す必要がない)になるように、臓器系へ直接働きかけます。
② 対応できるアレルギー・過敏症の症状
<消化器系>
胃酸逆流、胸焼け、腹痛、腸の痛み、筋けいれん、ガス、膨満、吐き気、下痢、嘔吐、過敏性腸症候群(IBS)などの症状。
食物や飲み物など、経口摂取物が主な原因となります。
<呼吸器系>
くしゃみ、鼻づまり、鼻水、後鼻漏、蓄膿、ぜんそく、咳などの症状。
それに派生した目のかゆみ、涙目などの症状。
花粉、ダニ、ほこり、食物、化学物質やペット(犬や猫の毛、鳥の羽)、黄砂など、空気中の物質や接触刺激が主な原因になります。
<皮膚>
赤み、かゆみ、肌荒れ、湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎などの症状。
食物、植物、接触刺激や化学物質、日光が主な原因となります。
<頭痛>
頭痛、偏頭痛もアレルギー・過敏症による場合があります。
チョコレート、カフェインなどの食物、花粉、香水、排気ガスなどの空気中の物質が主な原因となります。
気圧の変化による場合もあり、こちらもアラテックセラピーの施術対象です。
<その他>
倦怠感、慢性疲労、気分変動が激しいといった症状がアレルギー・過敏症による場合もあり、アラテックセラピーの施術対象となります。
③ 対応できる原因物質
スギの花粉、ヒノキの花粉、ブタクサの花粉、その他の樹木や雑草の花粉
小麦、卵、牛乳、大豆、ピーナッツ、ソバ、エビ・カニなどの甲殻類、魚介類、果物、野菜、その他の食品
ほこり、ダニ、犬・猫などペットの毛、黄砂、香水、建材、化学物質、その他の空気中の刺激物
金属、布、プラスチック製品、洗剤や柔軟剤、その他の接触物
日光、低気圧、気圧の変化、湿気、乗り物酔い、その他の形のない刺激
上記以外にも4万5千種類以上のアレルギー・過敏症の原因物質に対応
④ 施術の流れ
1.まずは予診票に症状をご記入して頂きます
↓
2.予診票を元に問診で話を伺い、症状や原因物質を探っていきます
↓
3.アラテックセラピーのデータベースを使い、身体にストレスをかけている項目を特定していきます。
(PCからケーブルとバンドを使って信号を流して検査を進めます)
↓
4.検査で分かった原因物質に対して、身体のストレスを軽減するための施術を行います。
(施術の道具の先は丸くなっています。お子様でも平気な優しい刺激です)
↓
5.施術後の過ごし方や、今後の施術の計画をお伝えします
⑤ ご了承頂きたいこと
・アラテックセラピーは、病院の血液検査のような方法でアレルギー、過敏症、不耐症の検査や診断を致しません。アラテックセラピーは独自の方法で、身体が何に対して誤認識を持っていて、臓器系のストレスを引き起こしているかを評価します。
・アラテックセラピーは、アレルギーを治癒するものではなく、施術は免疫系を治療するものではありませんが、臓器系にアプローチすることでアレルギー・過敏症の症状を長期的に止める、極めて効果的な療法です。
・アラテックセラピーは、アナフィラキシーの症例や命に係わる症状を施術致しません。
・アラテックセラピーは、アレルギー・過敏症の多くの症状の軽減に極めて効果的ですが、どんな病院のどんな治療法でも100%の結果を保証されないように、アラテックセラピーの施術においても100%確実な結果はお約束できません。
・アラテックセラピーを受けた後の2時間、患者様にはできるだけ原因物質に触れないようにお願いをしています。また、施術後の24時間は、可能な限り原因物質との接触を避けて下さい。
⑥ アレルギー・過敏症へのアプローチ・メカニズム
先ほどもお伝えした通り、アレルギー・過敏症は無害な物質に対して「有害である」と身体が誤認識を持っており、間違った反応を起こすによって引き起こされます。
アレルギー・過敏症は近年、全世界で増加の一途をたどり、特に先進国においては2人に1人が何らかのアレルギー・過敏症であると言われています。
我が日本でも同様で、花粉症は国民病と言われるほど蔓延し、小麦や卵、牛乳、大豆などの食物アレルギーに悩む子供はますます増えています。
そもそも「アレルギー」という言葉は、ギリシャ語のallosを起原とし、「他の」という意味があり、体の免疫系における「変化した反応」として1906年に初めて言及されています。
現在では「アレルギー」という言葉は、「過敏症」「不耐症」も含めた、アレルギーとよく似た症状の総称として一般に認識されています。
ここでは「真のアレルギー」「過敏症」「不耐症」の違いについて説明します。
「真のアレルギー」とは、免疫系に関わる反応です。
また、「過敏症」とは通常は免疫系には影響がなく、原因物質がダイレクトに臓器系に影響し、アレルギー同様の症状を引き起こすものです。
一方「不耐症」は、牛乳などを分解する酵素を生まれつき持っていないことによって、それを摂取すると不調が起こる反応です。
「真のアレルギー」「過敏症」「不耐症」の3つのうち、アラテックセラピーでは「真のアレルギー」「過敏症」が施術対象となり、「不耐症」は適応外となります。
アラテックセラピーを受ける患者様の大部分は、実は「真のアレルギー」を持つ人々ではありません。
例えば、食物に関連する反応では多くの人々がアレルギーを持つと考えていますが、「真のアレルギー」を持つ人は2%未満です。
しかし、実際にたくさんの人が診断されていない食物へのアレルギーと同様の症状に苦しんでいます。
その症状は、免疫系には関連しない臓器系によって引き起こされている「過敏症」である可能性が高いのです。
「過敏症」に対してはこれまで原因物質を避ける以外には有効な手立てがほとんどありませんでしたが、アラテックセラピーは臓器系にアプローチできる非常に効果的な代替療法です。
さらに、アラテックセラピーは、「真のアレルギー」によって引き起こされる症状でも、過敏症と同様に良い反応を示します。
免疫系の乱れは「真のアレルギー」を引き起こす原因ですが、その結果生じる症状の種類を左右するのは臓器系です。
「過敏症」と「真のアレルギー」の両方において、影響を受けた臓器から症状が派生します。
例えば、ある人には大豆に対する反応として湿疹ができ、別の人には鼻づまり、また別の人には胸やけ、または過敏性腸症候群(IBS)の反応が生じます。
これらの症例における各症状は、関連する臓器系が人それぞれ違うことを象徴するものです。
つまり、免疫系が関与している「真のアレルギー」であっても、反応に直接関与する臓器系を整えることで、原因物質に対して本来あるべき反応に戻すことができるのです。
⑦ よくあるご質問
Q.どのくらいで結果が得られますか?
A.多くの症例で治療に対する反応は速く、最初の数回の治療で長期的な結果が得られます。
ですが、各症例によって異なり、さらに追加的な治療が必要な患者の方もいます。
Q.アラテックセラピーで対応する最も一般的な症状は何ですか?
膨満感、筋けいれん、胃酸逆流、胸焼け、ガス、下痢、吐き気、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、後鼻漏、かゆみ、涙目、せき、喘鳴、息切れ、赤み、うろこ状またはかゆい湿疹、にじみ出たり、痂皮形成した水泡、乾燥した革状の皮膚部位、じんましん、皮膚のかゆみ、活動過剰、気分変動、頭痛、倦怠感、疲労、化学品過敏症、日光への反応、あるいは無害な物質に対する否定的な反応。
Q.施術は何回必要ですか?
必要な回数は、反応を引き起こしている項目の数によります。
例えば、5つの物質群(乳製品、小麦、とうもろこし、動物鱗屑、花粉)に反応する患者の場合は、症状を軽減し、症状を消散するのに5回から12回のセッションが必要となる場合があります。
通常はひとつの物質群に対して1回から3回の施術が必要です。
Q.年齢制限がありますか?
A.いいえ。乳児を含め、どの年齢でも治療を受けられます。
Q.施術で処置の対象となった品目に触れてもいいようになるまでに、どのくらいかかりますか ?
A.施術の後、できれば2時間は治療した物質を避けるべきです。対処した物質によっては、必ずしも回避が必要になるわけではありません。
また、施術後の24時間はその物質と極度に接触しないことを推奨します。
Q.費用はどれほどで、何が含まれますか?
A.初回の費用は、16,500円(税込み)で、これには評価と治療が含まれます。
以降の治療費用は 11,000円(税込み)です。
Q.一日に複数の療法を受けることは可能ですか?
A.はい。 1日に2回の施術を完了することができます。
ただし、次の施術までに少なくとも2時間の間隔をあける必要があります。
Q.施術の時間はどれほどですか?
A.初回は40~50分ほどで、これには評価と施術が含まれます。
2回目以降の施術は15~20分です。
Q.治療には健康保険が利きますか?
いいえ。健康保険は取り扱っておりません。
Q.どうやって予約すればいいですか?
052-883-7739にお電話いただくか、会員登録後にスマートフォンからオンラインで予約可能です。
医師の紹介は不要です。
Q.予約の前にしなければならないことはありますか?
患者の方には初回予約時間の10~15分前にお越しいただき、予診票にご記入いただいています。
ホームページから予診票をダウンロードし、あらかじめご記入の上、ご持参いただくことも可能ですが、この場合も10分前にはご来院下さいませ。
来院前は、喫煙したり、香水や香料を着用しないでください。これらの物質に敏感な他の患者の方々への配慮のためです。
同日に療法(マッサージ、カイロプラクティック、鍼治療)を受ける場合は、できればアラテックセラピーの前に、それらの療法を予約するようにしてください。
風邪をひいて熱が出たなど、急性の疾病にかかった場合は、必ずキャンセルのお電話をお願いします。
Q.治療の前に服用している薬をやめるべきですか?
その必要はありません。患者様は医師の承認なく医師の処方した薬の服用を停止する必要はありません。アラテックセラピーには影響しないため、現在の症状を管理するための薬の服用は、継続いただいてかまいません。
Q.アラテックセラピーでは、従来の医療によるアレルギーテストは行なわれますか?
従来のアレルギーテストは一切提供していません。ですが、患者様には医師によるアレルギーテストをご持参いただくようお勧めしています。
Q.症状が軽減するという保証はありますか?
残念ながら、保証はできません。ですが、アラテックセラピーを受けたほとんどの方に、大変喜ばれています。また、将来的に新しい症状が発生しないことは保証いたしかねます。
Q.施術者はどのような資格を持っていますか?
松本治療院のすべての施術者は、 はり師・きゅう師の国家試験に合格した医療従事者です。
また、アラテックセラピーの施術は、すべて院長の松本が行います。
Q.食物不耐性は治療可能ですか?
いいえ。食物不耐性は、体内で物質が適切に消化されるのを阻止する酵素欠乏症がかかわるという点でアレルギーや過敏症とは異なります。そのような症例ではアラテックセラピーによる効果はありません。
Q.アナフィラキシー性の症状を治療できますか?
いいえ。アナフィラキシー反応に関わる症状は治療いたしておりません。ただし、アナフィラキシー性反応のある患者の方でも、命に関わらない他のアレルギー・過敏性については治療を受けていただくことができます。
(この文章は、松本治療院院長、鍼灸師・松本龍平が監修・執筆しました)
鍼灸 指圧 マッサージ 美顔鍼(はり) 肩こり 腰痛でお困りなら名古屋市金山の鍼灸治療院 松本治療院
愛知県名古屋市昭和区白金1丁目19−16
052-883-7739