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ぎっくり腰になりやすい動きのベスト5・病院へ行った方が良い腰痛の見極め方

こんにちは。

今回はぎっくり腰の話です。

ぎっくり腰

当院には冬の初めの急にさむくなってきた時季や、春先など季節の変わり目に、ぎっくり腰の患者さんが普段より多く来院します。

 

「朝起きて、顔を洗おうと洗面台の前でかがんだら腰がギクッとなった」など、思わぬことでひどい腰痛になってしまっています。

 

そもそもぎっくり腰とは、どういった特徴の腰痛でしょうか?

 

急に腰に激しい痛みが起こり、じっとしていれば大丈夫で、動くたびに激痛がして、1ヶ月~3ヶ月程度で自然に治る、骨や椎間板の損傷など原因がはっきりしない腰痛を、一般的には『ぎっくり腰』、医学的には『急性腰痛』と呼びます。

 

ぎっくり腰になりやすい人の特徴は、

『運動不足』

『肥満』

『腰に負担のかかる動きを繰り返している』

『精神的ストレスが多い』

ですので、その反対に、適度な運動、肥満の解消、腰に無理な姿勢や動きを減らす、ストレスを軽減する、といったことで予防ができます。

 

以前はしばらく絶対安静と言われていましたが、ぎっくり腰になってしまったら痛みが最も激しい2~3日は安静で、それ以降は動ける範囲では積極的に日常生活や仕事をしましょう。

 

長期間安静にしすぎると筋肉が弱り、治癒を遅らせてしまったり再発しやすくなったりしますのでご注意を。

 

「温かい湿布・冷たい湿布どっちがいいですか?」という質問については、発症から1日~2日程度は冷やすと良く、それ以降は温湿布というのが目安ですが、冷やすと気持ちよければ冷湿布、温めて気持ち良ければ温湿布と使い分ければ大丈夫です。

 

注意が必要なのは、

『じっとしていても痛い』

『日ごとに痛みが増してくる』

『足のしびれや排尿障害がある』

という症状が出ている時です。

 

ぎっくり腰ではなく、内臓の病気からきている腰痛、圧迫骨折、椎間板ヘルニア、帯状疱疹(たいじょうほうしん)などからの痛みの可能性もありますので、すぐに病院を受診しましょう。

 

ここで、『ぎっくり腰になりやすい動きベスト5』(当院調べ)を発表致します。

5位 … 草むしり

4位 … くしゃみ

3位 … ベッドから急に起きる

2位 … 顔を洗う

1位 … 重いものを持ち上げる

 

です!

普段から腰に疲れをためている方は、これらの動きに気を付けて下さいませ。

(松本)

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