この冬も寒さが厳しい時季になりましたね。
冬から春にかけては風邪や花粉症で鼻の調子が悪くなりがちなシーズンです。
鼻がつまると息苦しく鬱陶しいことに加えて、においが分からなくなった分、食べ物の味がわからなくなってしまい、食事の楽しみが台無しです。
そこで今回は、手軽にできる鼻づまり解消法をお伝え致します。
やり方は簡単、
① 脇の下に反対の手のゲンコツを入れる
② ギュッと力を入れながら挟み、1分キープするだけ
あっという間に挟んだ脇と反対側の鼻がス~っと通ってきます。
食べながら行う場合はゲンコツではなく、丸めたタオルや500mlのペットボトルを挟むと良いでしょう。
それ以外でも適当な太さの物であれば、何でもOKです。
これで鼻づまりが解消できますが、残念ながら手軽なだけに効果も一時的です。
挟むのを止めるとまた数分後には詰まってきますので、あくまでも一時しのぎと思って下さい。
鼻づまりを解消するにはその他に、蒸しタオルで鼻を温めるのも効果的。
寝る時に詰まって苦しい場合は、鼻腔を拡げるテープを使うのが良いでしょう。
さて、なぜ脇の下にゲンコツを挟む方法でこのような効果があるかというと、体の神経反射を刺激するからです。
脇の下を圧迫すると、鼻水を抑制する働きの『交感神経』が刺激されるという反射が起こります。
それによって、鼻水を促進する『副交感神経』が弱まり、鼻が通るという仕組みです。
こうした体の神経反射は、医学的な検査から鍼灸や指圧マッサージのツボ刺激、ちょっとした生活のコツまで無数に存在します。
例えば、しゃっくりの止めるには、両方の耳の穴に人差し指をグッと押し込み1分間キープすると止まるという反射もあります。
話がそれましたが、鼻づまりでお困りの方は脇の下にゲンコツをぜひお試しくださいね。
(松本)
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