ウォーキングといえば、先日観ていたテレビの健康番組で医師がウォーキングの研究結果を発表していました。
15年間6000人以上のウォーキングの習慣と健康度を調査した結果、健康維持のために理想的な歩き方がわかったとのことです。
それは、
1日8000歩、そのうち20分は『中強度』のウォーキング
これを続ければ、寝たきり、うつ病、脳疾患、心疾患、認知症、動脈硬化、大腸がん、肺がん、骨粗しょう症、糖尿病、高血圧、脂質異常症の予防に効果があり、一生涯ほとんど病気をせずに過ごせる可能性が非常に高まるというデータとなっています。
『低強度』では代謝が上がりにくく、心臓や血管の機能が高まらない。
『高強度』の場合は酸化ストレスにより免疫機能が落ち、疲労が溜まったり病気になりやすい。
ではどのくらいが中強度のウォーキングかというと、何とか会話ができる程度の早歩きです。
いつもより歩幅がこぶし一個分ほど大股で歩くと、自然と背筋が伸び、腕の振りが大きくなり、エネルギー消費量が上がる、中強度のウォーキングになります。
また、階段の登り降りも中強度のウォーキングになり、雨の日は家で太ももをしっかり上げる足踏みでも同様の効果が期待できます。
8000歩を超えて1万歩だとメタボにも効果がはっきり見られますが、1万2000歩以上歩いても効果が上がらないだけでなく、体への負荷がかかりすぎて逆効果の場合もあるので、やり過ぎないようにするのが良いとのこと。
このウォーキングの効果は上記以外にも、睡眠の質が上がる、便秘解消、肩こり、腰痛緩和など様々な健康効果が期待できます。
健康状態の改善、健康維持のためにぜひ早歩きを増やしたり、エレベーター・エスカレーターよりも積極的に階段を使ったりして、中強度のウォーキングを増やしてみませんか。
(松本)
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