花粉症対策に…

更新日:2015年03月07日 20:45

スギ花粉のシーズン到来、花粉症の方には憂鬱な季節になりました。

花粉症予防には、はりきゅうの治療でもお手伝いできますが、ここでは鍼灸院に通う以外のご自宅でもできる対策をお伝え致します。

くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみといった花粉症の症状は、その日の花粉飛散量によって強くなったり弱くなったりします。

しかし、飛んでいる量以外にも花粉を受け取る側の自分の体調によって、症状の強さは大きく変わります。

花粉症のアレルギー反応に対し、特に症状を重くするのは、

・睡眠不足

・食べ過ぎ、脂っこい物や辛い物の摂りすぎ

・アルコールの飲みすぎ

・精神的ストレス

ですので、逆に睡眠を良く取り、少食にして、アルコールを控え、ストレス発散に気を付ければ、花粉が多く飛んでいても症状は比較的軽めで済みます。

暴飲暴食を控えると花粉症が軽くなる理由は、腸の状態とアレルギーには深い関わりがあるからなのです。

腸の状態を良くするためにおススメしたいのが、『夜のヨーグルト』。

ヨーグルトは朝食べるイメージが強いですが、夜の方が良く効きます。

腸がもっとも活発に働くのが夜の22時～2時、この腸のゴールデンタイムに乳酸菌が働くことで、腸内環境をより綺麗にしてくれます。

ヨーグルトを朝食べても変化しなかった人が、夜食べるようになってから便秘が治ったという例も多いです。

できれば寝る時間の3時間前までに、少な目の量の夕食と、ヨーグルト(砂糖抜きのプレーンがおすすめ)を食べて、腸を綺麗にして花粉症を軽くしましょう。

その他の方法では「腸ストレッチ」も整腸に効果的です。

やり方は、頭の上に両腕を伸ばしてクロスさせ、手のひらを合わせます。

その状態で腸を意識しながら、体を左右に伸ばしたり、回転させたりします。

続けると、こちらも腸の活性化に効きますよ。

花粉症に関係のない方も、腸を整えておくと自己治癒力・免疫力が高まります。

風邪をひいたり、体調を崩したりしにくくなりますので、ぜひお試しくださいね。

（松本）

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる