更新日:2014年08月21日 18:56
眼精疲労の簡単予防法
お仕事でパソコンを使われる方のお悩みといえば肩こりと並んで、眼精疲労が挙げられます。
眼精疲労は、目のレンズ・水晶体の厚さを調節する『網様体筋(もうようたいきん)』の筋肉疲労が大きな原因となります。
網様体筋は一日中、伸び縮みしてレンズをひっぱりピントを合わせるために頑張っていて、特にパソコンのようにジッと同じ距離で見続けるような時の筋肉疲労は激しいです。
そんな酷使されている網様体筋を守り、眼精疲労を防ぐ簡単な方法は、
『しばらく目を閉じる』
これが一番なんです。
目を閉じている間だけは、網様体筋はピントを合わせる任務から解放されて弛緩し、筋肉疲労を回復できます。
・夕方に目のかすみが気になる
・目の奥に痛みを感じる
・頭痛持ち(目の疲れと頭痛は関連が深いです)
上記に心当たりがある方は、眼精疲労を感じやすい午後、1~2時間おきに3分~5分ほど目を閉じて網様体筋を休ませてあげて下さい。
これだけのことですが、毎日続けると眼精疲労の予防に大きな力を発揮します。
ちなみに、水晶体は年齢と共に固くなり網様体筋が頑張っても厚さの調節がしにくくなり、これが『老眼』と呼ばれる現象です。
網様体筋を適度に休ませてあげることで老眼を遅らせることにもつながりますので、ぜひ定期的に目を閉じて下さい。
また、メガネやコンタクトの度数が合っていないのも、眼精疲労の原因になります。
メガネやコンタクトの度数は3年もすれば微妙に変わっていることも多いので、ずっと何年も同じものを使い続けている方は眼鏡屋さんなどで検眼を受けるのもオススメですよ。
(松本)
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