頭痛のタイプ② 片頭痛
片頭痛が起こる仕組みはさまざまな説がありますが、
主に脳の血管と、その周囲を取り巻く「三叉神経(さんさしんけい)」が
関係して起こるという考えが主流です。
【痛みの特徴】
・ズキンズキンと脈を打つように痛む
・頭の片側が痛むこともあれば、両側が痛むこともある
・動くと痛みが悪化する、吐き気、音や光に敏感になることもある
・痛みが強く、寝込んでしまうこともよくある
・痛みの持続時間は数時間から数日間、起こる頻度はさまざまです
【原因】
何らかの要因で過敏になった三叉神経が神経伝達物質を放出し、
脳の血管やその周囲に炎症を起こしたり、血管が拡張して三叉神経を圧迫し
痛みが出ます。
原因は様々ですので、何がきっかけになるかを把握すること重要です。
きっかけになりやすいものは、
・空腹
・睡眠不足または寝過ぎ
・急激な温度変化
・月経
・騒音
・眩しい光
・人ごみ
など
ストレスも原因になりますが「ストレスがかかったとき」だけではなく、
「ストレスから解放されてホッとしたとき」に起こることもあります。
【対策】
片頭痛を予防したり痛みを軽減させるには、
上にまとめたような原因になるものを知り、対策をして下さい。
・寝過ぎで起こりやすい場合⇒休みの日でも平日と同じ時間に起きる
・空腹で起こりやすい場合⇒お腹が空きすぎる前に間食や食事をとる
また、片頭痛が起きた時には、
・こめかみのあたり(動脈が通っている)を冷やす
・こめかみのあたりを圧迫する
・静かな暗い所で横になる
といった方法で痛みを和らげるようにして下さい。
このタイプの頭痛は、痛みも強く、市販薬に頼らず病院で診察を受けることをおすすめします。
その上で、鍼灸マッサージ指圧治療も痛みの軽減にお役に立てますので、ご相談下さい。
(松本)
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