頭痛のタイプ①　緊張性頭痛

更新日:2012年11月16日 19:29

頭痛のタイプ①　緊張性頭痛

緊張性頭痛は、主に筋肉の疲労や精神的ストレスが関係して起こります。

デスクワークなどで首や頭を支える筋肉（僧帽筋）に負担がかかると、

頭の筋肉（後頭筋群、側頭筋群）まで血流が悪化して痛みが出ます。

また、仕事上のトラブルや人間関係の問題などの精神的ストレスのため、

痛みの感じ方を調節する脳の働きが乱れ、痛みを感じやすくなることもあります。

【痛みの特徴】

・頭全体が締め付けられるように痛む

・頭の一部がチクチクと痛むこともある

・その日のうちに治まることもあるが、毎日続くこともある

・日常生活に支障をきたすことはあるが、寝込むほどの痛みにはなりにくい

【原因】

・筋肉の疲労

・精神的ストレス

・同じ姿勢をとり続ける

・過労

・目の疲れ

・顎関節の異常

など

【対策】

緊張性頭痛を予防したり痛みを軽減させるには、

心身のリラックスを心がけることが大切です。

・湯船にゆっくり浸かり体を温める

・十分な休養・睡眠をとる

・仕事中に適当に休憩をとり、肩や首を回すなど筋肉を動かす

・少量のお酒で時にはリラックスする

・ウォーキングなどの軽い運動で血流を促進する

ちなみに、このタイプの頭痛は、特に鍼灸マッサージ指圧治療の効果が高いです。

（松本）

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる