幸せはいつも退屈とワンセット

更新日:2023年06月01日 9:00

ひと月ほど前に、家族の一人が足の骨にヒビが入る怪我をしました。

不幸中の幸いで、入院や手術は必要なく、安静にしてれば骨は元通りにひっつく症状。

ただ、しばらくは痛みが続き、ゆっくりとしか歩けない不自由な生活でした。

普通に歩けることが当たり前に思っていても、こういうことがあると「普通ってありがたいなー」と思い出します。

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病気や怪我をすると、普通の体調がありがたいと思い、治るとそのことをすっかり忘れる。

この感覚は私だけでなく、きっと多くの人が感じているのではないでしょうか？

それが当然だし、それでいいと思います。

ただ、たまに「普通がありがたい」に気持ちを向けられると、普段の生活の幸福度が上げられるとも思います。

私の好きな曲に

「熱が出たりすると気付くんだ僕には体があるって事

鼻が詰まったりすると解るんだ今まで呼吸をしていた事」

という歌詞があります。

また、他には

「幸せはいつも退屈とワンセット」

という歌詞があります。

今とくに気持ちが盛り上がるようなことが無いけれど、とくに大きな苦になるようなことも無い。

そのような普通と思う状態でもとてもありがたいなと、たまに思い出し、

「何かいいことがあった時に幸せ」

↓

「普通の状態で既に幸せ」

というように幸せのベースラインをに下げると、気持ちが穏やかに過ごしやすくなり、日々の生活の彩りが増します。

「仕事で大きな成果をあげた」など普通以上のことはもちろん嬉しいですが、「今日も普通に仕事ができて、晩酌のビールが美味い」といった普通の日でも十分にありがたいのです。

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私たち松本治療院の鍼灸師は仕事上、肩こりや腰痛、膝の痛み、四十肩などの痛みや不調で、お身体が普通ではなくなった方々とお会いすることが多いです。

それを普通に戻ってもらえることを目指し

「痛み無く眠れるようになった」

「家事や仕事に支障がなくなった」

「また旅行やゴルフに行けるようになった」

などとなっていただけるように、鍼灸マッサージ施術をさせていただいています。

また、ひどい状態が落ち着いてからも、またひどくならないように定期的にメンテナンスにご利用いただくことも多いです。

私たちは前述したような「普通が幸せ」を皆様に感じていただきやすいように、

・普通じゃなくなったお身体を普通に戻す

・普通に戻ってきたお身体をメンテナンスして維持していく

今後もこのことにスタッフ一同、全力を尽くして参ります。

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる