私の家の近くに家族でたまにいく
うどん屋さんがあります。
以前そのお店に行った時、
壁にこんな言葉が貼ってありました。
「あなたが生まれたとき
まわりにいた人たちが
どれほど幸せにつつまれたか
想像したことがありますか」
素敵な言葉だな~と感じ、
思わずスマホで写真をパチリ。
いい言葉を撮って貯めておく
画像のフォルダに、さっそく
入れておきました。
私はこの言葉に触れて、
まずは気持ちがじんわりと
温かくなるのを感じました。
確かに生まれた時のこと
想像したことがなかったですが、
きっと皆とても喜んでくれた、
感動してくれたのだろうなと。
誰もが皆、存在そのものが素晴らしい、
そんなことを思い出させられました。
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それとは逆に現代社会は
良くも悪くも自分に対して
厳しい目を向けすぎている人が
多いような気がします。
自分は○○だからダメ。
○○ができていない。
マイナスの方にばかり注目して、
自分にダメだしすることが多い。
それが積み重なって自分が認められず、
慢性的な自己不信になります。
自分自身を信じられないと、
ましてや他人はもっと信じにくい、
他者不信にもつながりそうです。
現代の何とも言えぬ生きづらさの根本は、
この自分も他人も信じられないことに
あるのではないでしょうか?
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そういう私もいろいろと落ち込んで、
自分が嫌になることもあります。
そんな時、ホッとさせてくれる本を
患者様からご紹介いただきました。
『コウペンちゃん』という本で、
皇帝ペンギンのキャラクターが、
何でも肯定してくれるというものです。
「ちゃんと起きてえら~い!」
とか
「おうちのことやってえら~い!」
とか
「今日は職場に着いた時点で
満点なんだよ~!」
といった感じで、
何気ない事でもひたすら
褒めてくれるのです。
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他にも、『褒め日記』という
メソッドではどんな些細なことでも
良いので毎日手帳や日記に
自分を褒めることをメモする。
すると自己肯定感が上がり、
気持ちが安定する。
また、自分を褒めるところを探すクセが
付いてくると、他人のことも同じように
良い点を見つけやすくなり、
他人も肯定的に見られるようになる。
前述した
「自己不信→他者不信」
と逆の
「自己肯定→他者肯定」
という価値観に生きられるのです。
肯定的に見てもらえれば
周りの人も悪い気はしないので、
人間関係は温かくなりやすいのでは
ないでしょうか。
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松本治療院にご来院される
患者様の疲れ・痛みの元は、
日々頑張って生きてきた証です。
私たち鍼灸師は、
「よく頑張りましたね」
という気持ちで施術したいですし、
一人一人の存在そのものを
肯定する気持ちでいられたらと
思います。
また、毎日一生懸命に鍼灸施術を行う
スタッフ一同にも
「よく頑張ってるね」
という気持ちを忘れずに接して、
温かい職場づくりを励んで参ります。
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