このホームページ内には、スタッフ紹介のページがあります。
(松本治療院ホームページのスタッフ紹介はこちら→ https://www.matsumoto-cl.com/staff )
そこに、スタッフプロフィールの質問項目で「長所」という項目があります。
面接でも長所は定番の質問ですね。
皆さんは自分の長所を聞かれたら、何と答えますか?
私の場合は「気が長い」と答えています。
「温厚」とも言えると思いますし、たぶん他の人と比べてカッとなったり、キレたりしづらいのではと思っています。
長所の面白いところは、人に聞くと自分で意識してなかったことを言われる場合があることです。
自分では普通と思っていたけれど、周りの人から見たら立派な長所だったなんてこともあるわけです。
私が人から言われたのは「マメ」なこと。
「先生すごくマメですよね」と言われ、自分では当たり前と思っていた行動が、実はそうでもなかったことに気づきました。
長所に関して、もう一つ思っていることがあって、「長所と短所はセット」ということです。
オセロの表裏の関係と言うか、別々に切り分けられない気がします。
例えば、長所が「おおらか」だと、ひっくり返して短所は「大雑把」に。
おおらかな人は一緒にいて気楽で良いのですが、細かいことを気にしない分、やることが大雑把になりやすい。
また「ネガティブに考え、あら捜しをしがち」という短所の人は、「些細なミスを見逃さず、事故を未然に防げる」という長所にもなるのです。
短所「臆病」⇔長所「慎重」。
短所「ケチ」⇔長所「無駄遣いをしない」。
日本人は「心配性」だからこそ、世界一壊れにくい自動車を作ったという話もあります。
長所も短所も表裏一体で、良いとも悪いとも言えないものです。
見ようによって長所とも短所とも取れる人それぞれの「特徴」によって、「合う・合わない」もあります。
野球の長嶋監督は明るく楽しい人ですが、うっかりした言動をしがちなので、会社で経理の仕事をしたとしたら、ずいぶん困った社員だったと想像します。
野球選手だったからこそ、人気者でいられたのでしょう。
私の学生時代の友人で、入れ歯などを作る「歯科技工士」の仕事をしている人がいます。
彼は学生時代は社交的に見えたのですが、卒業後に営業マンになったものの、実は人づきあいが好きではなかった。
辛くなって転職して、人とのコミュニケーションが少なくて済む技術者になったおかげで、ずいぶん楽になったと言っていました。
彼の特徴がピッタリハマる場所を見つけられたわけですね。
逆に「人とワイワイやってるのが大好き」な人は、人としゃべらず黙々と作業する職人仕事には、やりがいが持てないでしょう。
松本治療院でも、鍼灸師スタッフの採用面接において「合う・合わない」を最も重要視しています。
いくら優れた鍼灸師であっても、職場の雰囲気に合わないと、お互いに大きなストレスになってしまうでしょう。
なので、ウチで不採用になったからといって、その人がダメということではありません。
他の雰囲気の職場で活躍する可能性も十分あります。
また、ウチで採用になったからといって、その人がすごいということでもありません。
ただただ「松本治療院に合いそう」だったということです。
今後も松本治療院らしさを大切に、仲間になった鍼灸師スタッフ一同と励みたいと思います。
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