デスクワークの肩こり腰痛予防ストレッチ

更新日:2017年08月23日 17:47

こんにちは。

今回は、デスクワークの疲れから来る肩こり・腰痛に対するストレッチをご紹介致します。

やり方は、

①イスに浅めに座り、できるだけ両足を開く

②手を膝の手前あたりに置き、手の力で更に両足を開く

③その状態から片方の肩をグッと前に入れる

④肩甲骨と股関節が両方伸びるのを感じながら、30秒キープ

（反対側も、左右逆にして伸ばして下さい）

これによってデスクワークで背中が固まっておこる肩こりが和らぐのと同時に、股関節が伸びて『大腰筋』という腰痛に関連が深い筋肉をほぐせる効果があります。

ポイントとしては、他の様々なストレッチと同様に、勢いをつけずにゆっくり伸ばし、伸ばしきったところでキープしながら深呼吸をすることです。

このストレッチは『肩入れストレッチ』と呼ばれるもので、大リーグのイチロー選手が打席に入る前に行っている事でも有名ですので、デスクワークの肩こり・腰痛を予防するだけではなくスポーツ前後に行えば、股関節と肩甲骨の可動域を広げられ、運動のパフォーマンスを高められます。

また、横隔膜や肋骨の動きも助け、呼吸が深くなり睡眠の質が良くなるなど、様々な場面で有効ですので、ぜひ活用してみて下さいね。

（松本）

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる