腰痛・ぎっくり腰予防ストレッチ（デスクワークの人向き）

更新日:2017年06月13日 9:26

腰痛にはいろいろなタイプがあります。

その中でも、松本治療院へ鍼灸マッサージ治療にみえる方々で特に多い、『長時間のデスクワークが原因の腰痛』に効果的なストレッチを写真と共にお伝えします。

やり方は、

①椅子に座り、浅めに足を組む。
上の足の外くるぶしが、下の足の膝の上に乗るような形です。

②背筋をしっかり伸ばしたまま、上半身を前に倒す。
胸を足に近づけるイメージです。

③上の足の付け根からお尻にかけてが伸びるのを感じながら、ゆっくり深呼吸して下さい。

このストレッチによって、デスクワークでカチカチになりやすい、お尻の『梨状筋（りじょうきん）』『大殿筋（だいでんきん）』、太もも裏の『ハムストリング』が伸びます。

腰痛の原因は腰の筋肉の緊張が原因のすべてと思われがちです。

しかしデスクワークが長い方は、お尻と太もも裏の筋肉の硬さの方が腰痛の原因として大きい場合がほとんどです。

このストレッチ法だと職場でもすぐできますから、ぜひ仕事の合間にお尻と太もも裏を伸ばして、腰痛やぎっくり腰を予防して下さい。

注意点としては、上半身を倒す時に背中が丸まっていると全く効きませんので、しっかり背筋を伸ばして下さい。

また、勢いをつけるように急に強くグイッと倒すと筋肉を傷める可能性があります。

ゆっくりジワジワ伸ばし、伸びきったらしばらく深呼吸しながらその姿勢をキープして下さいね。

（松本）

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる