【健康クエスチョン】
Q、東洋医学と西洋医学の違いってどんなところですか?
A、西洋医学は科学的に病気の原因を特定し、薬や外科手術などで原因の元を治す医療です。
一方、東洋医学は患者さんの体のバランスの乱れを整え、自己治癒力を引き出して自分で治ってゆくのをサポートする医療です。
どちらが良いとか優れているとかいった事ではなく、それぞれに得意な分野があるので、両方を上手に併用したり、使い分けることをオススメします。
東洋医学では、慢性的な痛みや病院の検査では原因がわからない症状、体質改善といった点が得意な分野になります。
また、病気を治す以前に、鍼や漢方薬などで病気にならないように気を整えるといった予防医学的な側面も効果が高いです。
「未病治」といって、病気として症状が現れてしまう前に身体を整え、病気にさせない事も古来から重要視している医学です。
反対に西洋医学の得意な点は、何と言っても科学的な診断と、強い痛みなどの症状や急を要する症状です。
原因を切って取るとか、出血が激しいとか、そこまでいかなくても酷い痛みでとにかくまずは薬で抑えたいとかいった事は、西洋医学でしか解決できません。
東洋医学が好き(嬉しいですね)で通って下さる方の中には、「薬は飲みたくない」と言われる方も多いです。
でも、「まずは薬に頼ってでも目の前の痛みを減らして気持ちよく仕事や生活できるようにしつつ、鍼などの東洋医学で身体を整え、症状が減ってきたら医者と相談しながら徐々に薬を減らしてゆきましょう」とオススメしてます。
僕は東洋医学を行っている者なので見方に偏りがあるかもしれませんが、とにかく患者さんには両方の良い部分をいいとこ取りして健康になってもらえればと思っています。
(松本)
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