先日テレビ番組で、お笑いコンビの人が興味深いトークをしていました。
コンビ仲が良い点を指摘されて、その理由を「嫌なことが似ている」と。
「他の芸人が売れていても、ああいう芸風ではやりたくないという感覚が一緒」
「ロケバスにチャラいスタッフさんが現れた時、すぐ目を見合わせて、お互い苦手なタイプだと言葉に出さなくてもわかる」
といった話をしていて、なるほどな~と膝を叩いて納得でした。
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そう言われてみると、「好きな部分が多い」も大事だけど、「嫌いな部分が少ない」も大事ですね。
短期間なら「好き」が多ければOKでも、長期間一緒にいるとなると「嫌い」が少ないことも、かなり大事。
そんな風に思いました。
長く通うお店や、友人との付き合いも当てはまりそうです。
私は飲食店だと、味が満足でも、厨房やトイレが汚いお店には、また行きたくないかも。
また、鍼灸マッサージなど同業者の友人4人で、かれこれ3~4年ほど毎月オンライン飲み会している仲間がいます。
彼らとは違う部分も多いけれど、「ああいうやり方は好きじゃないよね」という感覚が近いから、毎月ずっと会が続けられていると思います。
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家族や会社でも同様ではないでしょうか。
家庭や職場では、どうしても関係が濃くなります。
その上で、少なくともお互いにどういうことが嫌いなのかを理解しあえているだけでも、スムーズな気がします。
お互い伝え合って、譲歩し合っても、どうしても「嫌い」と感じる部分が相容れない時は…
思い切ってその職場やグループから離れたり、その人と適切な距離を取ったりすることも有りだと思います。
そういうストレスは心身の深いところに少しずつ蓄積されて、肩こりや腰痛の引き金になったり、大病の元になったりもありえなくないので…
ちなみに私は中日ドラゴンズを30年以上応援し続けていますが、どんなに弱くてもファンを辞めようと思ったことは無いので、「弱い」のはそんなに嫌じゃない…?
今後もストレスが溜まらない応援スタイルで行きます(笑)
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松本治療院のスタッフも、それぞれ性格が違いますが、嫌だと思うことが近い気がします。
例えば、わりと落ち着いた性格のメンバーなので、コロナ禍とは関係なく「パーティーやりましょう!」「イベントやりましょう!」というのは一切ありません。
私が院長命令で強引にやらせたら、皆にだいぶ嫌がられると想像します(笑)
また、スタッフ全員が患者さん一人一人とじっくり向き合って施術したいと思っています。
なので、「効率化のために鍼灸マッサージ施術時間は10分以内で」などと言ったら、確実に嫌われちゃうでしょう。
私もそれは嫌です(笑)
(そういうスタイルの鍼灸院もあっても全然問題ないですが、私達の好みではないという意味です)
話が逸れていきましたが、「嫌い」が似ている方が人間関係がスムーズになりやすい点を意識しつつ、今後も気持ちの良い院内の空気感を作っていきたいと思います。
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