先日、患者様と施術中の会話で、

「優しいと優れているは同じ漢字ですね」

という話がありました。

 

何をもって人が優れていると言えるのか。

 

人によって考え方が違うでしょうし、そもそも人の優劣ということ自体が…という向きもあると思います。

 

その上で、あえて書き進めますが、

・優しい

・優れている

この2つが同じ字で表されていることは、個人的にとても好ましく思っています。

 

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そもそも優しいとは、どんなことでしょうか？

 

試しにネットで調べたら、いろんな意味が出てきました。

 

・思いやりがある、

・情がこまやか

・温和で好ましい感じ

いわゆる優しいのイメージはこのあたりでしょうか。

 

その他に

・優美である、上品で美しい

といった、見た目の意味合いも書かれています。

 

・悪い影響を与えない、刺激が少ない

といった、「地球にやさしい、肌にやさしい」などに使われる意味も書かれていました。

 

また、「優しい」と「甘やかす」の違いを考える文章もありました。

 

例え話で、仕事に困っているときに先輩Aは代わりにやってあげると言う。

先輩Bは、やり方について相談にのるから自分で解決しなさいと言う。

 

一見Aは優しく、Bはきびしいとも思えますが、また同じような時に自力できて困らない方が相手のためになると考えれば、Bの方が優しいとも思えます。

 

優しいにはいろんな意味を考えられますが、私は

・目の前の人に向き合う

・相手の気持ちに寄り添う

といったことが思い浮かびました。

 

相手に向き合ったり寄り添ったりするためには、ある種の強さも必要であり、弱々しいと成り立たなさそうです。

 

それも含めての優しさを持った人間に、私はなりたいと思います。

 

皆さんは優しさとは、どんなことと考えますか？

 

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松本治療院においても、きちんとした鍼灸マッサージ治療ができるよう努めつつ、優しい治療院でありたいと思っています。

 

患者様に優しいのはもちろんのこと、働くスタッフにも優しい職場。

 

優しさの意味合いもハッキリわかっていないからこそ、どんな風に優しい職場にしたいのか、皆で考え続けていけたらな～と思います。