松本治療院日記
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肩こり首こりにならない枕の選び方
今回は『枕』の話です。
肩こり、首こりが慢性的で、たびたび寝違えを繰り返す患者さんと話していると「枕が合わない」という声をよく聞きます。
枕が合わないと、朝起きてもすっきりしない、首こり、肩こりといった筋肉の問題だけでなく、いびき、歯ぎしり、くいしばり、頭痛、不眠症、といった自律神経失調の関係する症状を強めてしまいます。
逆に質の良い睡眠のためには、首の角度と寝返りしやすさ2つのポイントを押さえて、枕選びをすると状態が良くなります。
睡眠中の理想の首の角度は『立っている時と同じ』角度、真っ直ぐから少しだけ前に傾いている状態がベストです。
枕が高すぎると首が前に傾きすぎて、うつむいた状態になり首の筋肉が緊張し、低すぎると首が後ろに傾き顎が上がり、こちらも別の部分で首の筋肉が緊張してしまいます。
どちらも首肩のこりの原因となり、ぐっすりと眠れません。
また、横向きに寝た時には、後ろから見て首から背中の背骨がまっすぐになっているのがベストです。
個人差はありますが、これにあった枕の高さは一般的に6~8cmになります。
これは一般に売られている枕としては『普通サイズ』になり、ほとんどの人は普通サイズで良いでしょう。
かなり体の大きい人は『大サイズ』、子供やかなり体の小さな人は『小サイズ』を選んで下さい。
次に、寝返りのしやすさとしては、枕に適当な硬さが必要です。
羽の枕や低反発枕の柔らか系では、ふわふわで支えが得られない分、寝返りがしづらく、安眠につながりません。
これらを踏まえた上でのおすすめは、材質はそばがらで、普通サイズの枕です。
そばがらは寝返りしやすい適度な硬さがあるのに加え、通気性がよく蒸れにくいという特徴があります。
そして、中のそばがらを動かせば少し厚みを変えられるので、その時々で高さやフィット感の微調整ができます。
値段も安く、ホームセンターなどで気軽に購入できます。
枕選びでお悩みの方は、昔から日本人に親しまれてきた歴史のある、そばがらの枕をぜひお試しくださいませ。
(松本)
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