去る6月3日(火)、午前中の治療を休診致しまして、院内勉強会を行いました。

（毎月1回、主に第一火曜日の午前に行っております）

院内勉強会では、当院の鍼灸師スタッフが講師となったり、外部から鍼灸師の先生をお招きしたり、文献やDVDも利用して研修したりして、鍼灸、マッサージ、指圧、美顔はり（美容鍼灸）などの技術を高めております。

今月は、名古屋市熱田区神宮前の聡明はり灸院の渡邊先生をお招きして、逆子の鍼灸治療の講習会を行いました。

渡邊先生以外にも、松本と普段交流のある鍼灸師の先生方にも勉強会をお知らせしたところ、上の写真のように大勢になりまして、皆の学ぶ熱意によって、とてもエネルギーの高い場となりました。

ところで、「逆子は鍼灸治療で治るの？」という疑問を持たれる方も多いかと思いますが、実は･･･効果が高い！と言えます。

しかも、早ければ早いほど逆子が治る可能性は高く、妊娠30週までに鍼灸治療を受けられると、全然大袈裟ではなく、8割～9割くらいは治ります。

30週を過ぎるとダメかというとそうではなく、治る可能性はまだ十分あると言えます。

逆子のまま出産を迎えると帝王切開になる可能性が高いですが、はりきゅうによってそのリスクを回避できます。

もし今後、あなたの周りで

「妊娠中だけど逆子になってしまった」

という方がいたら、

「はりが効くらしいよ。早ければ早いほど治るそうだから、すぐに近くの鍼灸院へいった方が良いらしいよ」

とお伝え下さいませ。

帝王切開よりも自然分娩の方が母子共に出産時のリスクが少なくなります。

少しでも多くの方が、逆子による帝王切開を避けられますように、情報を発信して参りたいと思います。

（松本）