12月ということで、2023年はどんなだったか振り返ったり、施術の合間に患者さんに伺ったりしています。

 

私の場合は、まずは病気、怪我、トラブルもなく、大きなマイナスが無かった1年なので、それだけで100点満点の年と思っています。

 

その他、今年は

・将棋を始めた（めざせ初段！）

・また友人たちと外食をするようになった

など、楽しみが増えた年でもありました。

 

しばらく足が遠のいていたスーパー銭湯にも、またちょこちょこ行くようになり、気持ちよく息抜きをしています。

 

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スーパー銭湯へ行って露天風呂やサウナに入ると、いつも何でこんなにリフレッシュできるのだろう…？と、いつも思います。

 

その答えが「サ道」というサウナ漫画に描いてありました。

 

「サウナに入ることによって、思考から感覚の世界へ切り替わるんです」

という理由で、私としても大いに納得できる話です。

 

そもそも人間の脳は、とてもネガティブ。

 

生物として生存していくための本能のせいか、日常の嬉しかったことより、危機回避のために嫌なこと困っていることを、より強く考えるようにできているのです。

 

なので、思考を働かせすぎると、自然と嫌な気持ちになりストレスを感じる傾向にあります。

 

反面、スーパー銭湯で湯舟、サウナ、水風呂では、温かい、暑い、冷たい、涼しい、気持ちいいなど、感覚の世界。

 

ネガティブに引っ張られやすい思考の世界から、脱出できるのです。

 

この作用で、人はスーパー銭湯に行くと（銭湯嫌いの人でなければ）、ストレス発散して「整う」のです。

 

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感覚の世界へ入るには、スーパー銭湯以外にも、様々な方法があります。

 

例えば、ウォーキング。

 

・早歩きする自分の呼吸

・その時吹いている風

・公園に咲いている花の綺麗さ

・お店から流れてくるいい匂い

などなど、早歩きしながらいろんなことを感じます。

 

ウォーキングの他に、ジョギング、筋トレなども、黙々とやっていると、思考から離れて感覚の世界へ導かれ、運動した後には気持ちがスッキリしていることを経験される方も多いのではないでしょうか。

 

ちなみに「ウォーキング中にいいアイデアが湧く」という人も多いですが、きっと歩くうちスッキリして脳の容量に余裕ができるからではと思います。

 

何かに行き詰った時には、とりあえず体を動かしてみることはお薦めです。

 

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美味しいものをしっかり味わうのも、感覚が喜びます。

 

私もテレビを観ながら「ながら食べ」することが多いのですが、試しに目を閉じて舌の感覚のみに集中してみると、普段の何倍も食事の味がしっかり感じられて、びっくりします。

 

そうやって食事に集中して楽しんでいる間は、完全に感覚の世界の住人です。

 

私は休みに公園に行って芝生やベンチでおにぎりを食べることがあります。

 

空の青さや木々の緑やそよ風を感じながらのお弁当は、いつもとても美味しく感じます。

 

ささやかだけど、私にとってのありがたいリフレッシュになっています。

 

更に身近なことだと、寝転んだ時に、シーツや毛布の肌触りの気持ちよさを味わってみる。

 

すると、感覚が喜んで気持ちよく睡眠に入れると言われています。

 

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思考から感覚の世界へ入ってリフレッシュする方法は、他にもいろいろありますが、私たちが松本治療院で行っている、鍼灸マッサージ施術もその一つと思います。

 

肩こりや腰痛などを緩和する目的で受けるものですが、「手当て」という言葉があるように、まずは人の手の施術を受けること自体が気持ちよいものです。

（鍼灸マッサージを受けると脳内に幸福ホルモンのオキシトシンが分泌されることが実証されています）

 

そうした心地よい人の手の感覚を感じていただきながら、リラックスしやすい院内の雰囲気も大事にして、そのうえでしっかり治療効果も出す。

 

そんな風に皆様にスッキリしていただける場所として進化していけるように、来年以降も松本治療院スタッフ一同で励んで参ります。